JIRA会長挨拶

ごあいさつ

会長 山本 章雄
一般社団法人日本画像医療システム工業会
会長 山本 章雄

 2020年6月4日に一般社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA)会長を拝命いたしました山本です。 平素よりJIRAの活動におきまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 まず初めに、2019年末に発生した新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大し、日本においても4月7日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令され、国民生活・医療機関による医療提供・企業等の経済活動に多大なる影響が生じました。 この場を借りて医療従事者をはじめ、新型コロナウイルスへ立ち向かう方々へ敬意を表します。 こうしたなかJIRAおよび会員企業各社は、医療産業に携わる一員として、装置やシステム、そしてサービス等の安定供給や安定稼働などをはじめとし、医療の現場を支えるべく継続的な活動を行ってまいります。

 JIRAは、X 線装置、X 線CT 装置、MRI 装置、核医学装置、超音波診断装置、画像処理システムなどの画像診断機器・システム、放射線治療用装置、更には、これらの関連用品などを開発、製造、販売している企業の団体です。1967 年に「日本放射線機器工業会」として発足以来、日本における放射線医療の発展とともに歩み続け、今日では画像医療システムと、それらの関連機器・用品を供給する会社に加えて医療ICT を事業とする企業などの参加を得て、約200 社を擁する産業団体に成長しています。

 医療機器産業は日本経済の成長の柱の一つとして期待され、その中でも画像医療システム産業は国際的に競争可能なポテンシャルを有し、国の政策等と連携することで産業成長をリードし、日本および世界の医療へさらなる貢献ができる分野です。

 JIRAは社会環境・世界情勢の変化やAI をはじめとする急激な技術革新に鑑み、「JIRA 画像医療システム産業ビジョン2025」を2019年4月に策定いたしました。

  そのなかで我々がめざすビジョンは以下の4つです。
  1. 社会の変化に先駆けた世界をリードする医療イノベーションを実現する
  2. 革新的なデジタル技術の活用により、医療の質向上と医療機器産業拡大に貢献する
  3. 日本の優れた医療、医療システムを世界に提供し貢献する
  4. 社会・自然環境の変化に 適応したシステムの提供により、安全・安心で安定した医療を実現する

 JIRA は「JIRA画像医療システム産業ビジョン2025」をもとに、社会環境の変化に適応し,医療現場のニーズに応える技術や製品をいち早く提供するために、これまで築いてきた環境・基盤に加えて,今後必要とされる環境作りに向けた政策や規制への提言を行うとともに、関係者に有用な情報の提供・共有を行ってまいります。

 今後、JIRAを取り巻く環境は大きく変化をして参ります。5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されましたが、これまでの日常に戻ることはなく、NEW NORMALを創り上げていかなければなりません。

 医療従事者の働き方改革が進められており、業務の見直しをはじめ様々な施策が進められております。JIRAとしましては、これまでに引き続き、患者の安全・安心、医療の質向上や効率化に寄与する製品やシステム、サービス等の提供を行い、あわせて工業会活動もFace To Faceからネット参加型へ変革し、効率的かつ効果的な事業活動を推進してまいります。

 JIRA は、画像医療システム産業の活性化を通じて、日本の医療機器産業の健全な発展に寄与し、世界の医療・人々のQOL(Quality of Life)の向上に貢献していくことが使命と考えます。 これまで蓄積された取組、ならびに成果を継承しながら、さらなる発展に貢献してまいります。 JIRA および会員企業各社は、コンプライアンスを徹底して、行政・学会・関係団体等と協力し、この難局を乗り越え、JIRAの部会・委員会一丸となって画像医療システム産業が更なる発展を実現するよう努力してまいります。 今後ともご指導賜りたくよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人日本画像医療システム工業会
会長  山本 章雄