JFE/[18F]FDOPA注射液合成装置を研究開発。

【特徴】
[18F]FDOPA注射液合成装置AM FD01は、[18F]F2ガスから[18F]FDOPAを自動的に合成する装置です。[18F]FDOPAは、ドーパミン代謝機能を見るための薬剤として、PETシステムでは非常に重要な物質です。
[18F]FDOPA注射液合成装置は、脱スズ反応を用いる合成法を採用することにより、[18F]FDOPAを高収率で、60分以下の時間で合成することができます。

[18F]FDOPA注射液合成装置が持つ、主な機能と特徴を以下に述べます。

  1. 脱スズ反応を用いる、FDOPA合成法の採用スズ前駆体を用いた脱スズ反応を採用しているため、高収率、短時間で[18F]FDOPAの合成が可能です。また、加水分解も塩酸により行うことができます。

  2. [18F]FDOPA の分取機能
    内蔵の小型RIセンサー、HPLCポンプ(別途要)およびUV検出器(別途要)を用いて[18F]FDOPAの分取を行うことができます。

  3. 逆流防止バブリング容器の採用
    アセチルハイポフルオライトのバブリング容器として逆流防止機能を備えた容器を採用しています。

 

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