宇野氏の画像診断クリニックはPET診断の保険点数が決まる1年半も前にオープンされましたが、すでにPET検査症例は7000例を超え、その診断の正確さが医療機関から高く評価され、診断を受けた方々から信頼されています。今後は高精度の画像診断を標榜するクリニックが次々と開設されるでしょう。 宇野氏の談話にある「ステージ診断」とはつまり癌を知るということでしょう。 日本では放射線と放射性物質関係の規制が厳し過ぎることや、新しい医療技術に対する適応が遅れていて、今のままではPETが有効に活用されないおそれがあります。 日本癌治療学会は今後の癌診療でのPETの重要性を認識され、その有効な活用に協力されることを期待します。
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