- 創始時期のバラックセットに続いて制作された1号機。(写真左)向かって右下の白いものがドプラ装置。他はモニタ-、記録装置、心電計など。記録装置は電磁オシロによるブラウン管連続撮影装置であった。
{1956年、神戸工業(現・富士通テン製)}。
- なお、この装置は岡部によりSONYと命名され(S:里村、O:岡部、N:仁村、Y:吉田の意)、その銘板も取り付けられていた。この名は現在のソニー(株)とは関係ない(当時の同社の社名は東京通信工業(株)であった)。また、まったくの偶然であるが、里村とソニー(株)の故・盛田昭夫氏は大阪大学理学部物理学科で同学年であった。
□イメージ1
初期の検査装置と検査実施