MRCでは、以前よりJIRA点検済証を頒布し、MRC認定技術者が保守点検を行った医療機器に対し確実に点検を行ったことの証として、医療機器にJIRA点検済証を貼り付け管理してきましたが、法令遵守の強化および管理の効率化・実効性を考慮し、2015年4月より新たにJIRA点検済証運用基準を作成し、これに基づき運用して行くことと致しました。(図 参照)
本来、保守点検とは、法令上「清掃・校正・消耗品の交換」と位置づけられておりますが、修理業者が行うメーカ指導の保守点検は、それ以上の法令上修理に相当する部分まで実施するとの考え(薬食機発第0331004号参照方)により、今回は製造販売業者と修理業者との法令上の関係を重視し運用基準を策定致しました。
つきましては、医療機関への保守推進をアピールすると共にJIRA点検済証を製造販売業者の指示に基き「MRC認定技術者が確実に作業した証」として活用して頂きたく、ご活用願います。なお、詳しいJIRA点検済証の頒布方法、運用基準および申込みに関しては、JIRA事務局へご連絡願います。 |