86年9月 「デジタル画像診断システム」 抜粋

大規模のPACS構築の前段階として1985年より日立メディコとの共同研究によるパイロットシステムKIDS(Kyoto Univ. Hospital Image Database and Comunication System)の試作プロジェクトを開始した。このプロジェクトは大学病院の総合医用画像管理システムの実用化に関する研究を目的とし、次の5つの段階、すなわち、(1)システム設計のための基礎データの収集と分析、(2)画像ワークステーションの設計と試作、(3)ネットワークの構築と画像データのオンライン伝送、(4)光ディスクを用いた画像データベースシステムの設計と試作、(5)画像診断への適用と臨床評価、から成っている。

□イメージ1
KIDS試作プロジェクトスケジュール

□イメージ2
日立画像ワークステーション

□イメージ3
日立12インチ光ディスクライブラリの内部構造

 

[参考資料]
1986.9デジタル画像診断システム
1987 京大病院PACSでワークステーションとCTのオンライン接続実現
1987.5臨床診断用画像データベースシステムの開発
1988.9京大病院PACSの現況と課題
1988 PACSの総合化で21世紀医療へ
1989 京大PACSで複数のデジタル画像診断装置群を接続

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